代表の想い
-Greeting
「ばあさん、頼むな。」14歳の私にそう言葉を残し、祖父は旅立ちました。
生前、祖父は祖母をとても大切にしていました。当時の私は、その言葉の意味を深く理解することはできませんでしたが、時を経て、その重みを実感するようになりました。
祖父の闘病生活のなか、何をしてあげればいいのかわからなかった経験から、私は「福祉を本格的に学びたい」と思うようになり、高校で3年間学び、介護福祉士の資格を取得しました。さまざまな介護現場で経験を積むなかで、訪問介護の仕事に出会い、「これは自分に向いている」と感じました。ちょうどその頃、祖母も体力の衰えが目立つようになり、介護保険を利用するようになりました。
仕事が休みの日には、母と祖母と3人でよく出かけました。祖母は外出が好きで、「この生活を続けたい。家で過ごしたい。死ぬときは家がいい」と話していました。しかし、90歳を過ぎた頃から自宅での転倒が増え、軽度の脳梗塞を起こしてしまい、入院・施設入所を余儀なくされました。コロナ禍で面会が制限されるなか、「このままでは祖父との約束が守れない」と強く思い、一緒に暮らす方法を模索するようになりました。
36歳のとき、起業を決意し、翌年には障がい福祉サービスを立ち上げました。同時に、デイサービスの開設も視野に入れ、訪問介護事業とともにスタート。そして、祖母と暮らすために野津原に自宅を建て、一緒に生活できるようになりました。
この経験を通じて、「住み慣れた家で、自分らしく暮らし続けること」の大切さを改めて実感しました。そして、同じような想いを持つ方々やご家族に寄り添い、支える存在でありたいと考えています。
私たちは、ご利用者さまとそのご家族にとって「安心できる存在」であり続けたい。
あたたかく、心に寄り添う福祉を、これからも届けてまいります。
代表社員 上田 洋子
会社情報
-Company
会社名 | 合同会社オハナ |
事業所名 | ヘルパーステーション蓮華 |
所在地 | 〒870-1203 大分県大分市大字野津原二ノ瀬原655番 |
代表社員 | 上田 洋子 |
電話番号 | 080-5213-1118 営業電話はお控えください |
営業日 | 月曜日~金曜日 |
営業時間 | 8:30~17:30 |
アクセスマップ
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